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2025.05.27

SusHi Tech が RAMEN TECH に出会うとき──東と西が交わる場所

2025年5月8日から10日にかけて、東京ビッグサイトで開催されたアジア最大級のグローバルテックカンファレンス「SusHi Tech Tokyo 2025」に福岡市から「RAMEN TECH」として出展しました。

「RAMEN TECH」は、福岡市が10月に開催する、世界中から新たなイノベーションを創出するスタートアップ関係者が一堂に会し、エコシステムとネットワークの交流を通じて、グローバル展開を目指す国内外スタートアップのビジネス創出を推進することを目的としたイベントです。

今回の「SusHi Tech Tokyo 2025」での出展場所は、国内外のスタートアップ関係者が集まる「All Japan Ecosystem Area」。ここに、福岡発の注目スタートアップが集結しました。

屋台文化が息づく福岡らしく、パビリオンは屋台を模したデザインに。訪れた投資家やパートナー、起業家コミュニティの関係者たちにとっても、ひときわ目を引く設営となっていました

コンセプトは、「東のSusHi Tech 、西のRAMEN TECH」。スタートアップシーンにおける東京と福岡市、それぞれの強みを象徴するテーマです。日本の起業エコシステムを支える“東西連携”を、ユニークかつ体感的に伝える試みでもありました。

今回スポットライトを浴びたのは、今まさに福岡市からスケールアップ中のスタートアップ4社です。

KAICO株式会社

昆虫カイコを使って、経口ワクチンを低コストで量産できるプラットフォームを開発中。世界的な医療課題に対して、新たなソリューションを提示しています。

Chiral株式会社

創薬向けのR&Dを加速させる、クラウドベースのSaaSプラットフォームを展開。膨大なデータをもとに、より迅速で精度の高い治療薬開発をサポートしています。

MarbleXR株式会社

AR、NFT、デジタルウォレットを掛け合わせた、没入型のアプリケーションを開発。教育・ゲーム・マーケティング領域で、デジタル体験を進化させています。

OneAI株式会社

AIチャットマーケティング「ChiChat」を展開。会話型インターフェースを通じて、企業と顧客の関係構築を自動化・最適化します。

また今回の展示は、Special Thanks(ブース運営等協力)として、福岡市が推進する海外デジタルノマド誘致プログラム「Colive Fukuoka」にもご協力いただきました。このプログラムは、世界中の起業家やリモートワーカーが福岡に滞在し、地域ビジネスとのマッチングや、国際交流・日本文化体験の提供を実現するアジア最大級の体験型プログラムです。
https://colivefukuoka.com/

今回のRAMEN TECH パビリオンは、福岡市が「スタートアップの街」として持つ存在感と、そのポテンシャルを改めて印象づける場となりました。住みやすさ、つながりやすさ、起業家支援の手厚さ──。福岡市が掲げる“起業しやすい都市”の姿が、リアルに伝わった三日間でした。

東京と福岡市、東と西。それぞれのスタートアップエコシステムが交差することで、日本のイノベーションに新しい風が吹き込まれようとしています。

その挑戦を、もっと遠くへ。

Global Business Supportでは、海外展開を視野に入れた福岡市のスタートアップからのご相談を随時受け付けています。海外経験のある相談員によるアドバイスのほか、現地の支援機関とのネットワークも活用し、皆さんのチャレンジを後押しします。

Global Business Support(GBS)

【Fukuoka Growth Next(FGN)】
福岡市中央区大名2-6-11 Fukuoka Growth Next 1階
営業時間:10:00〜17:00(日祝・年末年始休業)

【Cambridge Innovation Center(CIC)】
福岡市中央区天神1-11-1 ONE FUKUOKA BLDG. 7階
営業時間:10:00〜17:00(土日祝・年末年始休業)

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